サイトのリニューアル中もSEOを維持する9つの方法

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By Siteimprove
12 04 2017 — SEO, サイトリニューアル

SEO(検索エンジン最適化)の観点から見ると、ウェブサイトを一新するのは、地雷の埋まった戦場を進むようなものです。最悪の場合、今まで積み上げてきた検索ランキングをすべて失い、ゼロから出発しなければなりません。しかし、幸いなことに、正しく移行のプロセスを踏めばそんな事態に陥ることはありません。

最も留意しなければならないのは、新サイトがターゲットユーザーに届くためには、検索エンジンが重要な役目を負うということです。各種の検索エンジンがドメイン、サイト構造、リンクなどに行った変更を簡単に把握できるようにすれば、検索結果件数を落とすことなく移行を進められるばかりでなく、よりヒット件数を高められる可能性もあります。

それでは以下に、検索ランキングを下げずに新サイトを立ち上げる9つの方法をご紹介しましょう。

1.リダイレクト

新サイトの立ち上げにより、各ページに新たなURLを用意することになる場合は、301リダイレクトを使用して、コンテンツが完全に新しい場所に移動したことを検索エンジンに伝えましょう。それにより検索エンジンでは、同一または同様のコンテンツが新しいページにあり、同一のランキングをそのページに割り当てても安全だということがわかります。これは、ページの拡張子だけを変更する場合(「 http://example.com/default.html」を「http://example.com/default.aspx」に変更するなど)にも当てはまります。旧サイトのどのページにも、新サイトの同一コンテンツに移動できる301リダイレクトが設定されているか確認しましょう。どの旧ページも新サイトのホームページにリダイレクトするような包括的なリダイレクトは、ユーザーも検索エンジンも悩ませるので、おすすめできません。新旧ページが一対一で対応しない場合は、少なくとも旧ページが類似のコンテンツを含むページにジャンプするようにします。また、この作業が自動化できず、かつ、すべて手動で行うにはページ数が多過ぎる場合は、最も重要なページや最も訪問者の多いページを優先しましょう。

2.ドメインの変更

旧サイトから新サイトへ移行する際にドメイン名の変更が必要な場合は、そのプロセスを2つのステップに分けてみましょう。まず、旧サイトを新ドメインに移行し、各ページ一対一で301リダイレクトを設定します。この設定が機能するのを確認し、最初のステップが完了したら、新ドメインで新サイトを立ち上げ、正しいリダイレクトが機能するか再度チェックします。それにより、この過程で問題が発生してもリスクを最小限に抑えられます。

3.バックリンク

ウェブサイトへの参照リンク(バックリンク)の使用状況データを収集し、最もよく使用されるものを特定しましょう。こうした情報は、一般にSiteimprove SEOなどのアナリティクスツールやSEOツールで収集できます。理想的には、参照リンクが含まれるウェブサイトの各所有者に連絡し、新ページにジャンプするようリンクの変更を依頼すべきですが、それは現実には不可能です。それでも、最もよく使用されるバックリンクについては、その所有者に連絡して変更を依頼し、残りのバックリンクについては、そのページで正しく301リダイレクトが行われるようにするのが望ましいでしょう。

4.ページタイトルとメタ情報の記述

新サイトのすべてのページに、ページタイトルやメタ記述が含まれていることを確認しましょう 。こうした情報は、そのページのコンテンツに固有の記述である場合に限り、旧サイトから移行できます。この段階で検索エンジンにフレンドリーなページタイトルやメタ記述が作成されていないなら、今がそれを実行する時です。

5.サイトマップ

新サイトの公開に際しては、ユーザーと検索エンジン用のHTMLサイトマップと、検索エンジン専用のXMLサイトマップの、2種類の完全なサイトマップを構成するのがおすすめです。

XMLサイトマップは、ウェブサイトの迅速なクローリングとインデックス化に役立つ付属のウェブマスターツール(GoogleウェブマスターツールBingウェブマスターツール)により、検索エンジンに送信されます。

6. 404 Page Not Foundページ

ユーザーと検索エンジンの両方にフレンドリーな404 Page Not Foundページを作成しましょう。旧サイトのすべてのコンテンツに対して301リダイレクトを作成してあっても、404エラーの監視は必要です。404ページが良質なら、ユーザーも検索エンジンも簡単に元来た道へ戻れます。良質な404を作成する1つの方法は、ユーザーが簡単に探し物を見つけられるよう404ページに検索ボックスを実装する、というものです。また、404ページにサイトのメニューを含めるのも、利便性を高める良い方法です。

ユーザーフレンドリーな404ページに加え、ページが実際に404のHTTPコードを返し、検索エンジンがリンク切れを認識できるようにすることも非常に重要です。さらに404ページをトラッキングして参照元を特定し、リンク切れを修正できるようにしておきましょう。気を付けないと、新サイトで最も訪問者が多いページが404ページだった、という事態も起こりかねません。

7.Robots.txt

旧サイトでrobots.txtを使用していた場合は、そのファイルを確認・更新しましょう。robots.txtファイルを使用すると、クローリングやインデックス化が不要なページを検索エンジンに伝えられますが、リニューアルの際は新しいURL構造に対応するよう更新が必要です。

また、コンテンツの重複という問題が発生しないよう、開発サイトやテストサイトにクロールがかけられないようにしなければなりません。その場合は、robots.txtで検索エンジンをブロックすると同時に、セキュリティを高めるためにパスワード保護も追加するのがおすすめです。

8.リンク切れの防止

Siteimprove Quality Assuranceなどの品質管理ツールを使用すると、ウェブサイトからリンク切れを一掃できます。すべての旧コンテンツに301リダイレクトを設定した場合でも、特に旧ページに相対URLではなく絶対URLが含まれる(例:「/users/foo.aspx」ではなく「http://example.com/users/foo.aspx」)と、問題が発生することがあります。

9.移行期間

この最後のポイントも重要です。Googleでは、ドメイン名を変更したら、旧ドメイン名に301リダイレクトを設定し、移行期間として180日以上そのままにするよう推奨しています。以上の9つの簡単なヒントを参考に、サイトの移行期間中に検索エンジンのレーダーから消えてしまうリスクを最小限に抑えましょう。サイトリニューアルのプロジェクトを立ち上げる際は、ブレインストーミングとデザインの段階で検索エンジン最適化も考慮すると、非常に大きなメリットがあることを覚えておきましょう。せっかく新しいサイトを作るのですから、最初から検索エンジンにもフレンドリーなものにしませんか?

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